就職みらい研究所では、2020年4月28日~2020年5月8日に、就職情報サイト『リクナビ2021』登録学生を対象に、2021年卒学生の就職活動の実態を調査いたしました。
今回、新型コロナウイルス感染拡大により学生の就職活動がどのような影響を受け、今後どのように変化していくのかを速報としてまとめましたので、報告いたします。
レポートの概要
・2021年卒学生の就職活動においては、緊急事態宣言が発される以前の3月中には、個別企業面接・面接ともに、 Webでの参加が主体になっていた。
・学生は個別企業説明会については、新型コロナウイルスの影響が出始めた3月中(緊急事態宣言前)には、企業から対面での開催中止・Web開催への変更が伝えられていたが、面接については対面での実施再開を待たされていた選考も多かった。
・学生のWeb面接の受け止め方は、「日程調整や交通費の負担が少ないのはよいが、企業に自分の話を伝えられるか不安」と集約できる。
・Web選考と通して志望意欲が上がった企業があった学生の個別事例から、『Withコロナ』の採用活動・就職活動においても、コミュニケ―ションの重要性は変わらないことが示唆される。
調査概要
調査期間: 2020年4月28日~2020年5月8日
調査対象:就職情報サイト『リクナビ2021』登録学生
調査方法:インターネット調査(無記名任意回答)
回答者数:5,887名(大学生4,769名、大学院生1,118名)