2016.09.28

2017年卒　大学生の地域間移動に関するレポート　2017

　就職みらい研究所では、2017年卒の就職を意向する大学生を対象に、通学先の大学キャンパス所在地を基点とし、出身地および就職予定先所在地との関係を分析致しました。その分析結果を地域毎にまとめましたので、ご報告いたします。

資料（PDF）にグラフやデータなどを掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

下方に各地域毎に分割したPDFもございます。ぜひ、ご覧ください。

【地域区分】

【内容】

・調査概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P3
・「学校基本調査」（文部科学省）より見る、各地域における学生の分布・・・・・ P4
・サマリー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P5

　地域毎のまとめ

《各地域ページは、以下の【1】～【6】から構成》
【1】各地域の傾向・雇用と経済状況
【2】各地域の就職先分布
【3】各地域の地元就職意向
【4】各地域の地元就職に対する不安度
【5】地域以外出身者の大学キャンパス所在地での就職意向
【6】地域以外出身者の大学キャンパス所在地での就職に対する不安度

1)　レポートの見方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P10
2)　北海道・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P12
3）東北（青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県）・・・・・・・・・ P18
4）北関東（茨城県、栃木県、群馬県）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P24
5）首都圏（埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県）・・・・・・・・・・・・・・・ P30
6）北陸・甲信越（新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県）・・・・・ P36
7）東海（岐阜県、静岡県、愛知県、三重県）・・・・・・・・・・・・・・・・・ P42
8）京阪神（京都府、大阪府、兵庫県）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P48
9）近畿（滋賀県、奈良県、和歌山県）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P54
10）中国（鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県）・・・・・・・・・・・・・ P60
11）四国（徳島県、香川県、愛媛県、高知県）・・・・・・・・・・・・・・・・・ P66
12）九州（福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県）
P72

　地域の雇用と経済状況＜一覧表＞

　1）地域の雇用と経済状況【学生数と初任給】・・・・・・・・・・・・・・・・・ P79
2）地域の雇用と経済状況【人口と雇用】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P80
3）地域の雇用と経済状況【産業】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P81

【サマリー】

大学キャンパス所在地の地域別における出身地・就職先分布を見ると、
北海道、首都圏、北陸・甲信越、東海、四国、九州は、「・地域出身・地域内就職者」
の割合が半数を超えており、地域内で就職する傾向が見られる。<br/ >一方、近畿、北関東は、「・地域以外出身・地域以外就職者」の割合が最も多く、
地域内に留まらない傾向が見られる。

大学キャンパス所在地と就職先分布（図表2）を見ると、企業数が多い首都圏の
キャンパスに通う学生は、同地域に就職する割合が86.8％と他地域に比べ著しく高い
傾向が見られる。
他に同地域内で就職する割合が6割以上と高い地域として、北海道、東海、九州が挙げられる。
一方、近畿は、同地域内の就職が約1割で、9割近い学生が大学卒業後は地域を離れる
傾向が見られた。