株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、2020年入社の新入社員に対して調査を実施しました。今回、調査結果の一部を【人事に対する印象感】としてまとめましたので、ご報告申し上げます。
資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
サマリー
『人事』に対して相談のしやすさや身近さについて聞いたところ、相談のしやすさでは、「相談しやすい・計」は約4割、「身近な存在・計」は4割近く。
辞めたいと思う状況との関係を見ると、辞めたいと思う気持ちが強いほど、人事に対して相談しにくく、遠い存在となっている様子がうかがえる。
「相談しやすい存在」理由として、「就活中から自分を見てくれている」「人事部の人柄がいい」「悩みを聞く体制が十分に整っている。解決する姿勢を持っている」などが見られる。
一方で、「相談しにくい存在」理由としては、「自分の働いている職業に対しての理解が薄い」「配属後接点が減ったため」「人事部はあるものの、採用のイメージが強くて相談しようという気にならないため」などが見られる。
就職活動中から接点があったり、些細なことでも相談に乗ってくれたりする『人事』が、初期キャリアにとって重要な存在だと思われる。
内容
1)『人事』に対する「相談のしやすさ」について・・・3
2)『人事』に対する「相談のしやすさ」等の理由(自由回答)について・・・4
3)『人事』に対する「身近さ」ついて・・・5
4)『人事』に対する「身近さ」等の理由(自由回答)について・・・6
5)『人事』に対する存在感と現在の勤務先を辞めたいと思う状況との関係について・・・7
調査概要
調査目的
新入社員の入社前・後の動向や価値観、就業状況等を明らかにする
調査方法
インターネット調査
調査対象
全国の2020年入社の新入社員
調査期間
2021年5月13日~19日
回答者数
993人