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2023.02.16

大学生の「働きたい組織の特徴」2023年卒 文系・理系別編

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)のよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、大学生および大学院生の就職活動において、働きたい組織の特徴を明らかにするため、就職活動を行っている2023年3月卒業予定の大学4年生・大学院2年生を対象に調査を実施いたしました。今回は、大学生の調査結果について一部抜粋してご報告申し上げます。

※大学生・大学院生の「働きたい組織の特徴」2023年卒は、2023年2月9日に発表しております。

PDF資料では、文理別の「A」「どちらかといえばA」「B」「どちらかといえばB」の4つの選択肢の詳細についてもご覧いただけます。

 

 資料ダウンロード[1.3MB] 

文系・理系で5ポイント以上の差が見られる項目

「働きたい組織の特徴」は、「経営スタイル」「貢献と報酬の関係」「成長スタイル」「ワークスタイル」「コミュニケーションスタイル」の5つの観点で、29項目をAとBのどちらの考えに近いかで聞いています。本レポートでは、「働きたい組織の特徴」を文系・理系に分けてまとめました。 

文系・理系別で見ると、総じて支持している項目に違いは見られませんでしたが、文系・理系で5ポイント以上の差があるものを下記にて紹介いたします。

 

  • 「貢献と報酬の関係」の項目8「A:給与は高いが、個人間で待遇に大きく差がついたり、降格になったりする可能性は大きい」と「B:給与は低いが、個人間で待遇に大きく差がついたり、降格になったりする可能性は小さい」について、文系・理系ともに「B」を支持しているが、理系より文系の方が5ポイント以上支持率が高い。
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  • 「成長スタイル」の項目14「A:これまでの経験(学業など)を活かして成長できる」と「B:これまでの経験(学業)とは無関係に、ゼロから学べる」について、文系・理系ともに「A」の支持率が高いが、文系よりも理系の方が10ポイント以上支持率が高い。
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調査概要

調査目的

就職活動中の大学生および大学院生の「働きたい組織(企業、団体、官庁など)の特徴」を把握する

調査対象

リクナビ2023(※)会員より、2023年3月卒業予定の大学生および大学院生
※リクナビ2023:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2023/

調査期間

2022年4月30日~5月26日

調査方法

インターネット調査

調査内容

「働きたい組織」の特徴

回収数

大学生 3,724人 文系 2,703人 理系 1,021人
本レポートは、大学生を対象として作成

 

※「働きたい組織の特徴」2023年卒では、<大学生・大学院生について><志望職種別編>もリリースしています。

「働きたい組織」調査一覧 ➡

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