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就職みらい研究所とは
2022.11.01

【2024年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査】9月時点でインターンシップ等の参加割合は約7割

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、「2024年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査」を実施しました。2022年9月時点の調査結果をまとめましたので、ご報告申し上げます。

リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

Web・対面ともに、
業務の一部を経験できるプログラムの満足度が高い

今回の調査では、2024年卒学生の「インターンシップの参加状況や満足度」について調査しました。9月時点でインターンシップ等に参加した学生は73.8%と2023年卒と比べて5.4ポイント増加し、46.8%だった2022年卒からは約1.5倍に増加しました。

 
また、インターンシップ等の参加社数は平均5.61社と23年卒の5.30社から微増ですが、内訳を見ると、 23年卒で減少した対面参加件数は増加、Web参加件数は高い値を維持しており、Web参加の定着・対面参加機会の増加が、特徴の一つと言えるでしょう。

 
インターンシップ等のプログラム内容別の参加形態については、業務の一部を経験できるようなプログラムにおいて、対面での参加割合の増加が目立ちました。また、プログラム内容の満足度を見ると、Web・対面参加ともに「社員の基幹的な業務の一部を経験する」が最も高くなっています。

 
学生から寄せられたインターンシップ等に対する不安についてのコメントでは、インターンシップの選考に通過できなかった場合に本選考を受けるか迷うという声も聞かれました。しかし、インターンシップに参加できなかったからといって、本選考の応募をあきらめる必要はありません。引き続き就職活動のために必要な準備を進めていっていただきたいと思います。

 

 

【調査概要】

調査目的

2024年卒学生のインターンシップ・就職活動準備の現状を把握する

調査方法

インターネット調査

集計方法

大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている

調査対象

『リクナビ2024』(※)会員より、2024年3月卒業予定の大学生および大学院生

※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2024/

調査期間

2022年9月20日~9月26日

集計対象

大学生 1,213人/大学院生 377人

 

 

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