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2024.08.07

【2025年卒就職活動TOPIC】 就職活動全体の費用は微増。コロナ禍前と比べると約3割減

就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
 

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掲載データ

就職活動全体にかかった平均金額の比較/就職活動費用の内訳/就職活動交通費の地域別平均金額/各プロセスの希望参加形態/6月12日までに経験した参加形態/各月の「学業」「就職活動」「プライベート」時間の割合

「交通費」の全国平均金額は2024年卒に比べ増加したが、コロナ禍前の2020年卒と比べると約5割の水準

今回は、学生が就職活動に使用した金額についてレポートします。2025年卒学生が6月12日時点で就職活動に使用した金額は、平均して8万4,434円と、2024年卒から1,529円増加しました。使用した金額の内訳を見ると、「交通費」「公務員試験対策費」「スキルアップ費用」などの項目で、前年に比べて平均金額が増加しました。
 
説明会や選考に参加する形態の希望について聞いたところ、説明会では「オンラインでの実施を希望する」が37.9%、最終面接では「対面での実施を希望する」が48.9%で最も高い結果でした。また、実際の参加形態を見ると、説明会・一次面接では「オンラインのみ」と「どちらかというとオンラインが多かった」の合計がいずれも7割を超え、最終面接では「対面のみ」が最も高く47.8%でした。学生の希望を捉え、企業は各プロセスにおいてオンライン・対面の使い分けを行っている様子がうかがえます。
 
「交通費」の全国の平均金額は前年に比べ増加しましたが、コロナ禍前の2020年卒と比べると約5割の水準です。今後も学生の負担が軽減され、少ない費用でより良いマッチングが実現できる就職・採用活動への発展を期待します。

 

 

【調査概要】

調査目的

大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する

調査方法

インターネット調査

集計方法

大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている
 

~2025年卒:2024年6月12日時点~

調査対象

2025年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2025』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3,929人
(内訳:大学生3,070人/大学院生859人)

※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2025/

調査期間

2024年6月12日~6月18日

集計対象

大学生 922人/大学院生 376人

 

~2024年卒:2023年6月12日時点~

調査対象

2024年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2024』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生4,567人
(内訳:大学生3,574人/大学院生993人)

調査期間

2023年6月12日~6月19日

集計対象

大学生 1,165人/大学院生 437人

 

~2023年卒:2022年6月12日時点~

調査対象

2023年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2023』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生7,632人
(内訳:大学生6,258人/大学院生1,374人)

調査期間

2022年6月12日~6月17日

集計対象

大学生 1,358人/大学院生 443人

 

~2020年卒:2019年7月1日時点~

調査対象

2020年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2020』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生6,395人
(内訳:大学生5,267人/大学院生1,128人)

調査期間

2019年7月1日~7月8日

集計対象

大学生 1,584人/大学院生 503人

 
 

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