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2023.04.21

【2023年卒 就職活動TOPIC】入社後の配属に関する状況(3月卒業時点調査)

就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
 

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掲載データ

3月卒業時点での入社後の配属先確定状況/配属先が確定する(した)時期/就職活動開始前に、明確にやりたい仕事があった/入社後に希望する業務内容の具体的なイメージがある/入社後にどのような部署・部門に配属されたいか明確な希望がある/配属に関する希望を入社予定企業に伝えた/内定承諾後の、配属先について希望を伝える機会の有無/配属意図の説明の有無

配属先の希望がある学生のうち23.6%は、
配属に関する希望を入社予定企業に伝えていない

今回は2023年卒学生の3月卒業時点での調査データをもとに、入社後の配属に関する状況について報告します。卒業時点で配属先が確定している学生は、就職確定者のうち46.5%でした。配属先が確定する(した)時期を聞くと、「入社後に決まる予定」が35.2%で最も高く、「内定式以降~入社前まで」が21.9%と続きます。

 
入社後にどのような部署・部門に配属されたいか明確な希望があるかどうかについては、「あてはまる・計」は約6割でしたが、そのうち23.6%の学生は配属に関する希望を「入社予定企業に伝えていない」という結果になりました。また、内定承諾後に配属先について希望を伝える機会があったかどうかは、35.3%の学生が「希望を伝える機会がなかった」と回答。希望を伝える機会の中では、「面談など口頭で伝える機会があった」が最も高く43.9%という結果になりました。卒業時点で配属が決まっている学生に、配属意図についての説明があったかどうかを聞くと、40.1%の学生がなかったと回答しました。

 
企業がエントリーシートや面接などで希望を聞く機会を設けていても、学生は選考中に自身の希望を伝えづらいと感じている場合もあります。内定承諾後や入社前に配属先を伝える際などにコミュニケーションの機会を設けて相互理解を深めることが、入社後活躍や入社後ギャップ軽減に資すると考えます。

 

 

【調査概要】

調査目的

大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する

調査方法

インターネット調査

集計方法

大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている

調査対象

2023年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2023』(※)にて
調査モニターを募集し、モニターに登録した学生7,625人
(内訳:大学生6,253人/大学院生1,372人)

※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2023/

調査期間

2023年3月15日~3月17日

集計対象

大学生 902人/大学院生 264人

 

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