株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、大学生の就職活動において、働く目的や望む働き方などを明らかにするため、就職活動を行っている2023年3月卒業予定の大学生を対象に調査を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
サマリー
- 2022年5月時点で就職志望者に、就職活動をする上で考えている(考えていた)働く目的と、自身が思う理想の働く目的を聞いたところ、働く目的は、「生活のため」が87.2%と最も高く、「余暇や趣味に投じるため」48.0%、「社会に貢献するため」33.2%が続く。
- 「理想の働く目的を見ると、上位3項目は順番は違えども就職活動をする上で考えている(考えていた)目的と同様に、「社会に貢献するため」「余暇や趣味に投じるため」「生活のため」である。
- 卒業後の望む働き方について聞いたところ、「できれば新卒で入社した企業・組織団体等で、ずっと勤めたい」が62.2%と6割強で最も高く、次に「自分のキャリアを優先したりなど、転職もいとわない」が27.6%である。
- 何歳まで働きたいと考えているかを聞いたところ、「60~69歳」が48.8%と半数近くで最も高く、次いで「50~59歳」の26.5%である。
調査概要
調査名
就職活動状況調査2023年卒
調査目的
就職活動中の大学生の「働く目的」や「望む働き方」などを把握する
調査対象
リクナビ2023(※)会員より、2023年3月卒業予定の大学生
※リクナビ2023:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
調査期間
2022年4月30日~5月26日
調査方法
インターネット調査
調査内容
「働く目的」や 「望む働き方」など
本レポート集計対象
就職志望の大学生 1,941人(文系1,433人 理系508人)