2022.07.28

大学生のキャリア等に関する価値観について(2022年卒大学生)

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)のよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、大学生の就職活動において、今後のキャリア観や望む働き方などを明らかにするため、就職活動を行っている2022年3月卒業予定の大学4年生を対象に調査を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

 
 

目次

1)今後のキャリアや働く目的について
2)望む働き方、望む働く期間、働きたい年齢について
3)働きたい期間別にみた「望む働き方」「働きたい年齢」について

サマリー

●2021年5月時点で就職志望者に、働く目的について、就職活動をする上で考えている(考えていた)働く目的と理想の働く目的を聞いたところ、両時点ともに、「生活のため」「余暇や趣味に投じるため」「社会に貢献するため」が上位3項目で共通しているが、就職活動をする上で考えている働く目的の「生活のため」は86.5%と突出。

●卒業後の望む働き方については、「できれば新卒で入社した企業・組織団体等で、ずっと勤めたい」が58.6%と6割近くで最も高いが、「自分のキャリアを優先したりなど、転職もいとわない」が29.5%で続く。

●望む働く期間は、「できる限り長く働きたい」が68.7%で最も高い。また、働きたい年齢については、「60~69歳」が42.7%と最も高く、次いで「50~59歳」の30.6%。「70歳以上」は7.0%。

●「望む働く期間」毎に、「望む働き方」および「働きたい年齢」の志向より特徴を見ていく。「できる限り長く働きたい」志向者(以下「長期就業志向者」)は、7割強が新卒入社企業等で長く働きたいと考え、自分のキャリアを優先したりなどで転職もいとわないと考えている者は約2割。働きたい年齢については、60代が半数、70代は1割弱と、比較的60代以降も働きたいと考えている様子がうかがえる。

「働くが早期にリタイアしたい」志向者(以下「早期リタイヤ志向者」)は、自分のキャリアを優先したりなど転職もいとわないと考える者が約4割と最も高いが、新卒入社企業等で長く働きたいと考える者も3割いる。また、就業形態にこだわらず、自分に適した働き方をしたいと考えている者も16.0%と「長期就業志向者」の4.9%よりも上回っている。働きたい年齢は、50代が約4割と最も高く、60代までは1割程度で、「長期就業志向者」よりも年齢は低めなことがうかがえる。

「自分が望むときに働きたい」志向者(以下「望むときに働きたい志向者」)は、自分のキャリアを優先したりなど転職もいとわないと考える者が約半数と最も高く、新卒入社企業等で長く働きたいと考えるのは26.9%、就業形態にこだわらず自分に適した働き方をしたいが15.6%と、「早期リタイヤ志向者」と、数値は違えども類似している。働きたい年齢は、50代が35.6%と最も高く、60代が31.7%で続くが、「早期リタイヤ志向者」よりも年齢は高めではあるものの、「長期就業志向者」よりは低めな傾向が見られる。

調査概要

■調査名
 就職活動状況調査2022年卒
■調査目的
 就職活動中の大学生の「今後のキャリア観」や「望む働き方」などを把握する
■調査対象
 リクナビ2022(*)会員より、2022年3月卒業予定の大学生および大学院生
 (*)リクナビ2022:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
■調査期間
 2021年4月28日~5月9日
■調査方法
 インターネット調査
■調査内容
 「今後のキャリア観」や「望む働き方」など
■本レポート集計対象
 就職志望の大学生 2,821人
 (文系2,036人 理系785人/男性1,084人 女性1,737人)