※2021年1月29日追記
P2 「■2020年9月時点での進路の志望状況(大学生/複数回答)」における数表内数値に一部誤りがございました。
掲載しております資料につきましては、すでに修正を反映しております。
株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 学)の研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、「2022年卒 インターンシップ・就職活動準備の現状に関する調査」を実施しました。2020年9月時点の調査結果をまとめましたので、ご報告申し上げます。
リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
インターンシップもオンライン化が進む。
手法にこだわりすぎず企業理解を深めてほしい
今回の調査では、2022年卒の学生が「インターンシップについてどのような活動を行ったのか」を調査しました。9月時点でインターンシップに応募した学生は51.9%、参加した学生は46.8%となりました。またインターンシップの参加社数は平均4.03社でした。インターンシップ参加者に、Web開催、対面開催のインターンシップの平均参加社数を聴取したところ、Web開催が3.19社、対面開催のものが1.33社で、Web開催のインターンシップが対面開催のインターンシップの参加社数を上回る結果となりました。
新型コロナウイルス禍がまだ続き、企業、学生ともに対面の活動には慎重になっている様子がうかがえます。学生のコメントを見ると、「オンラインで企業の雰囲気が伝わらない気がする」「対面で参加したいが、中止になってしまい参加できない」というように対面での企業との接触を望む声も聞かれます。反対に「オンラインでの実施が多く不安だったが十分に満足できた」というようにポジティブに受け止める声もありました。インターンシップの機会は今後も続きます。企業と学生の接触の手段が限られる中、今ある機会をどのように活用するかということが、企業、学生の相互理解を深めるカギになりそうです。
学生の不安の声には「感染リスクもあり、まだまだ対面で参加するのはこわい」といったものもあります。企業はこれからインターンシップを開催するにあたり、状況に合わせて対面・Webを組み合わせるなど使い分けながら、学生の理解を促進できるようコミュニケーションを工夫する必要があるでしょう。
*インターンシップには1日の仕事体験型も含む
【調査概要】
調査目的
2022年卒学生のインターンシップ・就職活動準備の現状を把握する
調査方法
インターネット調査
集計方法
大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体をもとに、
実際の母集団の構成比に近付けるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている
調査対象
『リクナビ2022』会員・インテージ社のモニターより、
2022年3月卒業予定の大学生および大学院生
調査期間
2020年9月18日~9月25日
集計対象
大学生 2,043人/大学院生 291人