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2013.01.01

性格検査のフェイキング耐性に関する研究

【概要】

分類

テスト技術

タイトル

性格検査のフェイキング耐性に関する研究

発表年

2013

発表者

坂本亜沙美
宇佐美慧(南カリフォルニア大学)
内藤 淳

出典

日本テスト学会第11回大会

概要

性格検査に対するフェイキング(受検者が意図的に回答を歪める行為)に対する耐性の高い一対比較形式の有効性を確認しました。
フェイキング耐性が高く受検者間比較が可能な性格検査形式としてStarkら(2005)が提唱した、MUPP(the multi-unidimensional pairwise preference)の有効性を検証するために、フェイキング条件と正直に回答する条件における、一対比較形式(MUPPに基づく)と評定尺度形式の回答データを比較しました。その結果、一対比較形式のほうが高いフェイキング耐性をもつことが示されました。一方、各形式で評価している構成概念に質的な差異がある可能性も示唆されました。

 

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※論文・研究発表の資料(PDF)内の、発表者の所属組織名は発表当時のものとなっております。

 

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