大学生および大学院生の就職活動において、働きたい組織の特徴を明らかにするため、就職活動を行っている2016年3月卒業予定の大学4年生・大学院2年生を対象に、調査を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
【大学生、大学院生の働きたい組織の特徴(2016年卒)】
- 大学生の働きたい組織として、支持している上位5項目は、「20)A:コミュニケーションが密で、一体感を求められる」「18)A:仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」「8)A:入社直後の給与は低いが、長く働き続けることで後々高い給与をもらえるようになる」「2)A:安定し、確実な事業成長を目指している」「19)A:ウェットな人間関係で、プライベートも仲が良い」の順となっている。
- 大学院生の働きたい組織として、支持している上位5項目は、「18)A:仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」「20)A:コミュニケーションが密で、一体感が求められる」「1)A:歴史や伝統がある企業である」「13)A:周囲に優秀な人材が多く、刺激を受けられる」「16)A:多くの人を巻き込んで行う仕事の割合が多い」の順となっている。
【属性別の特徴】
<大学生の性別・文理別>
※下記は、各属性について、働きたい組織として支持している上位5項目を列挙
- 大学生「男性・文系」
「20)A:コミュニケーションが密で、一体感が求められる」「1)A:歴史や伝統がある企業である」「8)A:入社直後の給与は低いが、長く働き続けることで後々高い給与をもらえるようになる」「18)A:仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」「19)A:ウェットな人間関係で、プライベートも仲が良い」の順。 - 大学生「男性・理系」
「18)A:仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」「8)A:入社直後の給与は低いが、長く働き続けることで後々高い給与をもらえるようになる」「20)A:コミュニケーションが密で、一体感が求められる」「2)A:安定し、確実な事業成長を目指している」「19)A:ウェットな人間関係で、プライベートも仲が良い」の順。 - 大学生「女性・文系」
「20)A:コミュニケーションが密で、一体感が求められる」「18)A:仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」「13)A:周囲に優秀な人材が多く、刺激を受けられる」「19)A:ウェットな人間関係で、プライベートも仲が良い」「2)A:安定し、確実な事業成長を目指している」の順。 - 大学生「女性・理系」
「18)A:仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」「20)A:コミュニケーションが密で、一体感が求められる」「19)A:ウェットな人間関係で、プライベートも仲が良い」「7)B:個人の生活をサポートする制度(休暇制度や各種手当など)を充実させる代わりに、給与は低い」「2)A:安定し、確実な事業成長を目指している」の順。
<調査概要>
調査目的
就職活動中の大学生および大学院生の、「働きたい組織(企業、団体、官庁など)の特徴」を把握する
調査対象
リクナビ2016*会員より、2016年3月卒業予定の大学生および大学院生348,698人(調査時点)
(*)株式会社リクルートキャリアが運営している、就職活動を支援するサイト
http://job.rikunabi.com/2016/
調査期間
2015年6月15日~6月28日
調査方法
インターネット調査
調査内容
「働きたい組織」の特徴
回収数
大学生: 7,448人、大学院生:1,791人 計 9,239人(回収率 2.6%)
集計対象
大学生 7,448人 (男性・文系:2,206人、男性・理系:1,485人、女性・文系:2,509人、女性・理系:1,248人)
大学院生 1,791人 (男性・理系:1,304人女性・理系:330人文系:157人)
●文系:法学、商学、経営学・経済学、人文学、社会学、その他文系
●理系:機械、電気・電子、情報、建築・土木学、応用化学、生物・農水産学、医学・歯学、薬学、その他理系