就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
掲載データ
就職内定率/就職内定率の推移(2013年卒~2025年卒)/内定取得先企業の業種・従業員規模/進路確定率/就職内定辞退率/各月の進路確定状況/就職確定先企業の業種・従業員規模/従業員規模別 就職確定先企業の内定式の開催状況・実施形態/内定取得企業数・内定保有企業数・内定辞退企業数/就職活動実施率(全体・内定未取得者・内定取得者)
(参考)大学院生の就職内定率・就職活動実施率
【2024年10月1日時点の就職活動状況】
自身の就職先選択に迷う学生も。企業は不安を取り除くようなコミュニケーションや情報提供を
10月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、95.9%(+3.9ポイント)※2と9月1日時点から1.7ポイント増加しました。進路確定率は90.6%(+2.4ポイント)でした。内定式に参加した学生からは「内定式で同期や社員と交流し、この企業を最終的に選択して良かったと思えた」「内定式があり、これから社会人として働く決意が固まった」など、内定式を機に自身の就職先選択への納得感を得たとの声や、社会人になることへの気持ちの切り替えができたという声が聞かれました。
一方で、「内定式を経て、自分の就職先選択が本当に合っていたのか、また気持ちが揺らいできた」「配属が不安」と、内定式後も不安を感じながら入社までの期間を過ごす学生もいることが分かります。企業の皆さまには、内定者の不安を取り除くように、積極的なコミュニケーション機会の設定や、入社後の働くイメージにつながるような情報提供を心がけていただきたいと思います。
就職活動を継続している学生からは「自分の就職活動が正しい方向に向かっているのか分からない」という声も寄せられました。進路が確定していない学生の皆さんは、キャリアセンターや、自分のことをよく知る保護者や友人に相談するなどして、納得できる進路を決められるよう、引き続き検討を進めていきましょう。
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差
【調査概要】
調査目的 | 大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する |
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調査方法 | インターネット調査 |
集計方法 | 大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている |
調査対象 | 2025年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2025』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3,854人 (内訳:大学生3,009人/大学院生845人) |
調査期間 | 2024年10月1日~10月4日 |
集計対象 | 大学生 790人/大学院生 316人 ※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト https://job.rikunabi.com/2025/ |