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2023.05.11

就職プロセス調査(2024年卒)「2023年5月1日時点 内定状況」

就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
 

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掲載データ

就職内定率/就職内定率の推移(2013年卒~2024年卒)/内定取得先企業の業種・従業員規模/4月末までの各活動実施状況/1~4月中の各活動実施量・実施率と、5月中の各活動予定/進路確定率/就職内定辞退率/就職確定先企業の業種・従業員規模/内定取得企業数・内定保有企業数・内定辞退企業数/就職活動実施率(全体・内定未取得者・内定取得者)
(参考)大学院生の就職内定率・就職活動実施率

【2023年5月1日時点の就職活動状況】

内定取得者の就職活動実施率は52.2%と、
内定取得後も活動を継続している学生が多い

5月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、65.1%(+6.7ポイント)※2と引き続き高い水準となりました。内定率を地域別で見ると、「関東」が71.6%(+11.3ポイント)で関東以外の地域に比べ高い数値となっています。

 
各プロセスの4月中の活動実施量を見ると、「合同説明会・セミナーに参加した」「個別企業の説明会・セミナーに参加した」「エントリーシートなどの書類を提出した」「面接選考(最終面接を含む)を受けた」は、前年に比べ減少しています。しかし、「最終面接を受けた」は、4月中の実施量が前年に比べ増加しました。また、内定取得企業数の平均は4月1日時点から0.23社増加し2.16社と、前年と比べ0.17社多い結果でした。

 
就職内定率は高い水準で推移していますが、内定取得者の就職活動実施率は52.2%(+3.3ポイント)と、内定取得後も活動を継続している学生が半数を超えます。より志望度の高い企業からの内定取得を目指す一方で、例年選考など企業との接点を通じて、自分らしく働ける環境があるのか見極めたいと考える学生の声も聞かれます。

 
企業の皆さまには、選考中はもちろん、内定を出した後も、学生が納得感を持って進路を決められるよう、働き方等についての積極的な情報開示や若手社員との対話の機会をつくるなどして、学生とコミュニケーションを取っていただければと思います。

 
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差

 

 

【調査概要】

調査目的

大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する

調査方法

インターネット調査

集計方法

大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている

調査対象

2024年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2024』(※)にて
調査モニターを募集し、モニターに登録した学生4,567人
(内訳:大学生3,574人/大学院生993人)

※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2024/

調査期間

2023年5月1日~5月8日

集計対象

大学生 1,180人/大学院生 419人

 

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