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2024.07.10

就職プロセス調査(2025年卒)「2024年7月1日時点 内定状況」

就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

※2024年7月10日追記
本リリースP14(参考)大学院生の就職内定率・就職活動実施率の上段の「就職内定率」の折れ線グラフに、
誤りがありました。
訂正してお詫び申し上げます。

リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
 

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掲載データ

就職内定率/就職内定率の推移(2013年卒~2025年卒)/内定取得先企業の業種・従業員規模/1~6月中の各活動実施量・実施率/進路確定率/就職内定辞退率/就職確定先企業の業種・従業員規模/内定取得企業数・内定保有企業数・内定辞退企業数/内定取得先企業の内定承諾期限/「オワハラ」を受けたことがあるかどうか/就職活動実施率(全体・内定未取得者・内定取得者)
(参考)大学院生の就職内定率・就職活動実施率

【2024年7月1日時点の就職活動状況】

内定承諾期限を企業に相談したとの声も。企業には学生の状況に応じた柔軟な対応を期待

7月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、88.0%(+4.8ポイント)※2と引き続き高い水準となりました。内定率を地域別で見ると、最も高いのは「中部」で92.1%(+9.5ポイント)ですが、「関東」で88.9%(+3.3ポイント)、「近畿」で88.7%(+4.0ポイント)、「その他地域」で81.8%(+4.9ポイント)と、全体的に高い数値となっています。進路確定率は75.0%(+5.3ポイント)でした。
 
内定取得先企業の内定承諾期限を見ると、「承諾期限はなかった」が22.1%で最も高く、「2週間以上~1カ月未満」が21.3%で2番目に高い結果となりました。内定を取得したことがある学生に、「オワハラ」を受けたことがあるかどうかを聞いたところ、「ある」と回答した学生は7.7%でした。
 
また、内定承諾期限についての考えを聞くと、「設定はされているが、悩んでいることを伝えれば柔軟に対応してくれる企業が多かった」「内々定を頂いた後、一度オンラインでの打ち合わせがあり、就職活動を続ける旨を伝えて希望に合わせた期限を設けてくださったので、ありがたく思っている」などの声がありました。
 
企業の皆さまには、学生の個々の状況に応じて柔軟にご対応いただくことを期待します。学生の進路確定が進むと、企業の追加募集が増えてくることも考えられます。引き続き就職活動を進めている皆さんは、あきらめずに自分のペースで就職活動を続けることで、納得感のある進路決定を実現していただきたいと思います。
 
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差

 

 

【調査概要】

調査目的 大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する
調査方法 インターネット調査
集計方法 大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている
調査対象 2025年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2025』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3,906人
(内訳:大学生3,050人/大学院生856人)
調査期間 2024年7月1日~7月4日
集計対象 大学生 838人/大学院生 350人
※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2025/

 

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