就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
掲載データ
就職内定率/就職内定率の推移(2013年卒~2025年卒)/内定取得先企業の業種・従業員規模/進路確定率/就職内定辞退率/就職確定先企業の業種・従業員規模/内定取得企業数・内定保有企業数・内定辞退企業数/就職活動実施率(全体・内定未取得者・内定取得者)/就職活動の終了と継続の意向
(参考)大学院生の就職内定率・就職活動実施率
【2024年5月15日時点の就職活動状況】
5月15日時点で就職活動継続中の内定取得者のうち、6月以降も活動を継続する予定の学生が6割を超える
5月15日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、78.1%(+6.0ポイント)※2と引き続き高い水準となりました。就職内定率を地域別で見ると、最も高いのは「近畿」で83.7%(+13.0ポイント)ですが、「関東」79.3%(+2.2ポイント)、「中部」77.1%(+4.4ポイント)、「その他地域」71.4%(+9.7ポイント)と、全体的に高い数値となっています。
就職活動実施率は全体で49.4%、内定取得者に絞って見ると38.3%となっています。5月15日時点で就職活動を継続している内定取得者の、今後の活動の終了と継続の意向を見ると、「今月中に就職活動を終了しようと思う」は24.4%、「来月中に就職活動を終了しようと思う」は43.7%、「来月以降も就職活動を継続しようと思う」は18.9%、「まだ決めていない/分からない」は13.0%となり、6月以降も引き続き就職活動を継続する予定の学生が6割を超える結果となりました。
内定の有無にかかわらず、今後の進路決定に向けて不安や焦りを抱いている学生も多いと思います。より自分らしい進路を納得して決められるよう、周囲の状況に左右されることなく、引き続き就職活動に取り組んでいきましょう。
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差
【調査概要】
調査目的 | 大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する |
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調査方法 | インターネット調査 |
集計方法 | 大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている |
調査対象 | 2025年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2025』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3,940人 (内訳:大学生3,079人/大学院生861人) |
調査期間 | 2024年5月15日~5月20日 |
集計対象 | 大学生 942人/大学院生 370人 ※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト https://job.rikunabi.com/2025/ |