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2024.05.13

就職プロセス調査(2025年卒)「2024年5月1日時点 内定状況」

就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
 

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掲載データ

就職内定率/就職内定率の推移(2013年卒~2025年卒)/内定取得先企業の業種・従業員規模/1~4月中の各活動実施量・実施率と、5月中の各活動予定/進路確定率/就職内定辞退率/就職確定先企業の業種・従業員規模/内定取得企業数・内定保有企業数・内定辞退企業数/就職活動実施率(全体・内定未取得者・内定取得者)
(参考)大学院生の就職内定率・就職活動実施率

【2024年5月1日時点の就職活動状況】

企業には入社後ミスマッチ防止のため、学生への情報開示や丁寧な対話の実施を期待

5月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、72.4%(+7.3ポイント)※2と引き続き高い水準となりました。内定率を文理別で見ると、「理系」が78.3%(+10.0ポイント)と高い数値です。地域別に見ると、「関東」は74.3%(+2.7ポイント)、「中部」は70.2%(+5.7ポイント)、「近畿」は75.9%(+13.5ポイント)、「その他地域」は67.0%(+12.9ポイント)と、どの地域も高くなっており、前年より地域差が縮まっている様子が見てとれます。
 
就職活動を実施している学生の割合を見ると、全体の就職活動実施率は56.5%、内定取得者では44.3%で、いずれも前年より低下しています。進路確定率は51.0%(+9.5ポイント)と前年同時期に比べて高く、4月1日時点から15.5ポイント増加しており、前年の傾向を見ると、5月中の内定取得者の進路確定はより進むことが予想されます。
 
学生の皆さまの中には、周囲で進路を確定する学生が増え、焦りを感じる方もいるかもしれませんが、自分らしいキャリアを築けるよう、納得感の持てる企業選びを行っていただきたいと思います。また、企業の皆さまには、入社後の早期離職の一因ともなり得るミスマッチを防ぐために、ぜひ、面接の機会などを通じて、学生への情報開示や丁寧な対話を実施していただくことを期待しています。
 
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差

 

 

【調査概要】

調査目的 大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する
調査方法 インターネット調査
集計方法 大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている
調査対象 2025年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2025』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3,941人
(内訳:大学生3,080人/大学院生861人)
調査期間 2024年5月1日~5月7日
集計対象 大学生 975人/大学院生 377人
※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2025/

 

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