就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
掲載データ
就職内定率/就職内定率の推移(2013年卒~2024年卒)/内定取得先企業の業種・従業員規模/5月15日までの各活動実施状況/進路確定率/就職内定辞退率/就職確定先企業の業種・従業員規模/内定取得企業数・内定保有企業数・内定辞退企業数/就職活動実施率(全体・内定未取得者・内定取得者)/就職活動の終了と継続の意向
(参考)大学院生の就職内定率・就職活動実施率
【2023年5月15日時点の就職活動状況】
就職活動を継続している内定取得者のうち、今月終了予定は23.4%。
6月も活動を継続する学生が多い様子
5月15日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、72.1%(+6.7ポイント)※2と引き続き高い水準となりました。内定率を地域別で見ると、「関東」「中部」「近畿」が7割を超えていますが、「その他地域」は61.7%と差が見られます。
就職活動実施率は58.0%(-1.7ポイント)で、そのうち内定取得者の就職活動実施率は43.6%(+0.6ポイント)と前年同水準でした。就職内定率は前年より高い数値ですが、前年同程度の学生が就職活動を継続している様子がうかがえます。
就職活動を継続している学生の就職活動の終了と継続の意向を見ると「今月中に就職活動を終了しようと思う」は14.4%、「来月中に就職活動を終了しようと思う」は34.4%、「来月以降も就職活動を継続しようと思う」は32.6%、「まだ決めていない/分からない」は18.5%でした。内定取得者では「今月中に就職活動を終了しようと思う」は23.4%と、7割以上が6月も就職活動を継続する予定であることが分かります。
6月1日以降は、選考がより本格化してきます。スケジュールが過密になる方も多いと思いますが、しっかりと予定を管理するなどして納得できる一社に出合えるよう、就職活動を進めていきましょう。
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差
【調査概要】
調査目的
大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する
調査方法
インターネット調査
集計方法
大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている
調査対象
2024年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2024』(※)にて
調査モニターを募集し、モニターに登録した学生4,567人
(内訳:大学生3,574人/大学院生993人)
※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2024/
調査期間
2023年5月15日~5月18日
集計対象
大学生 1,107人/大学院生 409人