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2023.02.10

就職プロセス調査(2024年卒)「2023年2月1日時点 内定状況」

就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
 

 資料ダウンロード[2MB] 

掲載データ

就職内定率/内定取得先企業の業種・従業員規模/1月末までの各活動実施状況/進路確定率/就職内定辞退率/内定取得企業数・内定保有企業数・内定辞退企業数/就職活動実施率(全体・内定未取得者・内定取得者)
(参考)大学院生の就職内定率・就職活動実施率

【2023年2月1日時点の就職活動状況】

前年に比べ複数内定取得学生の割合は減少。
より多くの学生が内定を取得している様子

2月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、19.9%(+6.4ポイント)※2となりました。内定率を地域別で見ると「関東」が26.7%(+11.4ポイント)、「中部」が22.5%(+11.6ポイント)と前年から大幅に増加しましたが、「近畿」は16.7%(+5.0ポイント)、「その他地域」は7.6%(-5.9ポイント)と地域によって差があることが分かります。就職活動実施率は「関東」「中部」「近畿」で90%前後、「その他地域」で81.2%となっています。

 
内定取得先企業の業種について、最も高いのは前年同様「情報通信業」で、「サービス業(他に分類されないもの)」「小売業」と続きますが、いずれも前年に比べて割合は減少し、その分、他業種の割合が増えていることから、より幅広い業種から内定を得ている様子がうかがえます。

 
内定取得企業数の平均は1.43社で前年の1.55社から微減しています。加えて、内定取得者のうち2社以上内定を取得した学生の割合は26.1%で、前年の34.5%に比べて減少していますが、前年に比べて就職内定率は高いことから、より多くの学生が内定を取得していると考えられます。

 
3月から企業の採用活動が本格化していきますので、学生の皆さんは、スケジュールや体調管理などに気をつけて、引き続き準備を進めていきましょう。

 
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差

 

 

【調査概要】

調査目的

大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する

調査方法

インターネット調査

集計方法

大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている

調査対象

2024年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2024』(※)にて
調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3,219人
(内訳:大学生2,476人/大学院生743人)

※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2024/

調査期間

2023年2月1日~2月6日

集計対象

大学生 990人/大学院生 368人

 

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