就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
【2019年5月1日時点の就職活動状況】
10連休の影響もあり、4月中に学生の就職内定獲得が進む
5月1日時点、大学生(大学院生除く)の就職内定率は51.4%(+8.7ポイント)。4月10日時点の30.7%と比べると20.7ポイント上昇しています。※( )内数値は前年同月差
また、4月1日と4月10日の就職内定率の差は9.2ポイント。4月10日~5月1日の方が伸びていることから、4月中旬から10連休前に学生の内定獲得が進んでいることがわかります。「就職白書2019」で聴取した企業の今年の採用活動の見通しでは、2020年卒採用について4月末までに内定出しを開始すると回答した企業が43.1%。これは前年同月と比べて9.7ポイント増加しています。 新卒学生の採用難易度が高い状況に加え10連休も影響し、前年まで5月中に内定出しを開始していた企業が、5月以前に内定出しを開始した様子がうかがえます。※「就職白書2019」企業調査期間 2018年12月19日~2019年1月28日
【調査概要】
調査目的
大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する
調査方法
インターネット調査
集計方法
大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体をもとに、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている
調査対象
2020年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2020』(※)にて
調査モニターを募集し、モニターに登録した学生6,397人(内訳:大学生5,269人/大学院生1,128人)
※:株式会社リクルートキャリアが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2020/
調査期間
2019年5月1日~5月8日
集計対象
大学生 1,676人/大学院生 548人