企業および学生のインターンシップの実施や参加の状況を明らかにするため、全国の新卒採用を実施している企業と、就職活動を行った2017年卒業予定の大学4年生・大学院2年生を対象に、調査を実施いたしました。
このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
就職白書2017 -インターンシップ編-の詳細資料はこちら [PDF DL 757.6K]
【調査結果の要旨】
【インターンシップの実施状況】<企業>
●新卒採用を実施している企業のうち、2016年度にインターンシップを実施した(予定含む)
企業は64.9%と、2015年度の55.5%より9.4ポイント増加した。
また、2017年度に実施予定の企業は68.5%と、2016年度よりも3.6ポイント増加する
見通しである。
【2017年卒学生のインターンシップへの参加状況】<学生>
●2017年卒学生のうち、インターンシップ参加者は43.7%と、
2016年卒より3.8ポイント増加した。
【内定者のインターンシップ参加状況、インターンシップ参加企業への入社状況】
●企業の2017年卒の内定者の中に、インターンシップ参加者がいたかどうかについて、
参加者がいたのは72.5%で、2016年卒よりも6.0ポイント増加した。
また、そもそも採用目的として実施しているのは23.2%と、2016年卒よりも3.3ポイント
増加した。
●インターンシップ参加学生のうち22.4%がインターンシップ参加企業に入社予定である。
参加企業ではないが、同業種の企業に入社予定である学生は27.4%で、合わせて49.8%の
学生がインターンシップに参加した業種へ入社予定となった。
【調査概要】
<企業調査>
2017年卒(大学生・大学院生)の採用活動振り返り調査
調査目的
新卒採用に関する企業の活動実態を把握する
調査方法
郵送調査
調査対象
全国の新卒採用を実施している従業員規模5人以上の企業4,501社
調査期間
2016年12月18日~2017年1月25日
回収社数
1,229社(回収率27.3%)
<学生調査>
2017年卒(大学生・大学院生)の就職活動振り返り調査
調査目的
就職に関する学生の活動実態を把握する
調査方法
インターネット調査 ―調査協力:株式会社インテージ
調査対象
インテージ社のモニターにスクリーニング調査を行い、民間企業を対象に就職活動を行った
全国の大学4年生・大学院2年生の男女を対象
調査期間
2016年12月26日~2017年1月17日
集計対象
2,295人