当研究所の調査概要
就職みらい研究所とは
2024.11.29

【2026年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査】キャリア形成支援に係る取り組みの4類型の認知・参加状況

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、「2026年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査」を実施しました。2024年9月時点の調査結果をまとめましたので、ご報告申し上げます。

 

資料ダウンロード[2MB]

掲載データ

(参考)キャリア形成支援に係る取り組みの4類型と就職・採用活動日程の弾力化/インターンシップ等のキャリア形成支援に係る取り組みの4類型の認知/インターンシップ(タイプ3)の詳細に関する認知/タイプ3の基準を満たしたインターンシップへの参加希望/5日以上のプログラムへの参加経験・インターンシップ(タイプ3)への参加状況(2025年卒・2026年卒)/インターンシップ(タイプ3)への参加状況(詳細)/5日以上のインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムに参加しなかった(できなかった)理由/インターンシップ(タイプ3)に参加して良かったこと/「就職・採用活動日程の弾力化」に関する認知/春休み以降に実施されるタイプ3のうち専門活用型インターンシップへの参加希望/春休み以降に実施されるタイプ3のうち専門活用型インターンシップに参加したくない理由
(参考)大学院生:インターンシップ等のキャリア形成支援に係る取り組みの4類型の認知/インターンシップ(タイプ3)の詳細に関する認知/タイプ3の基準を満たしたインターンシップへの参加希望/5日以上のプログラムへの参加経験・インターンシップ(タイプ3)への参加状況(2025年卒・2026年卒)

5日以上のインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムに参加したことがある学生の割合は21.0%

今回の調査では2026年卒学生のインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムへの参加状況について調査しました。2022年6月からインターンシップをはじめとしたキャリア形成支援に係る取り組みが4つに類型化されました。4つに類型化されたことを知っているかどうか学生に尋ねたところ、「知っている」と回答した割合は46.8%(+3.1ポイント)※2でした。

また、インターンシップ(タイプ3)で得た学生の情報を、企業が広報活動等に使用できるようになったことについては、36.1%(-8.2ポイント)の学生が「知っている」と回答しました。インターンシップ(タイプ3)への参加希望を聞くと、「参加したい・計」が70.7%(-1.0ポイント)でした。一方で、5日以上のインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムへの参加割合は21.0%(+2.6ポイント)にとどまりました。

インターンシップ(タイプ3)に参加して良かった点としては、プログラム参加後の社員からのフィードバックにより、社会人目線で自身の強み・弱みを知ることができたという声が挙がりました。タイプ3のインターンシップへの参加を希望する学生は多いものの、実際に参加経験のある学生はあまり増えていないようです。今後も引き続きキャリア形成支援プログラムが開催される見込みです。限られた時間の中で現在の自分に必要なことは何かを検討した上で、実際に企業で働くイメージを得られる機会であるキャリア形成支援プログラムを活用し、就職活動に向けた準備を進めていただきたいと思います。

※タイプ3は「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」のこと。所要日数は5日以上。詳細は資料のP.3参照。
※2 ( )内数値は2025年卒との差

【調査概要】

調査目的 2026年卒学生のインターンシップ・就職活動準備の現状を把握する
調査方法 インターネット調査
集計方法 大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている
調査対象 『リクナビ2026』(※)会員より、2026年3月卒業予定の大学生および大学院生
調査期間 2024年9月24日~10月7日
集計対象 大学生 887人/大学院生 287人
※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2026/

 

資料ダウンロード[2MB]

 

「就職プロセス調査」バックナンバー ➡

関連記事