2021.07.27

【2022年卒 就職活動TOPIC】理系の学科系統による活動の違いは?

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)のよりよい就職・採用のあり方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。文系学生に比べ就職内定率の高い理系学生について、学科系統ごとに就職活動の動向を分析しご報告します。

リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

面接形式(対面・Web)や進路確定時期に傾向差が見られる

 
今回は2022年卒の理系学生の6月12日時点での動向を「生物・農学・水産系」「機械・電気・電子系」「情報工学系」「建築・土木系」の学科系統別に分類し、調査結果を分析しました。分析結果からは、就職活動の進め方や進路確定の時期などの行動について学科系統別に異なることが分かりました。

 

「生物・農学・水産系」

2~4月にかけて就職内定率が大学生全体を下回っていたが、4~5月にかけて大きく上昇。進路確定時期は5月(40.7%)が高く、文系も含めた大学生全体の動きと近しい。「インターンシップに参加した」、「Web上での面接を受けた」など各活動の実施率も大学生全体の数値と近いものの、インターンシップの参加社数の平均については大学生全体が7.9社、生物・農学・水産系が4.7社となっている。

 

「機械・電気・電子系」

4~5月にかけて就職内定率が大きく上昇している。進路確定時期は4月(35.3%)に次いで6月(26.1%)が高い結果となった。各活動実施率を見ると「対面での面接を受けた」割合が84.9%と大学生全体の74.0%と比べて10ポイント程度高い。

 

「情報工学系」

就職内定率は2月1日時点で既に20.0%と他学科系統に比べて10ポイント程度高い。一方で進路確定時期の推移を見ると、3月以降も一定の高さを保っているところから、内定取得後も活動を継続し、徐々に進路を確定させていく様子がうかがえる。内定取得先業種は「情報・サービス業」が大学生全体と比べても高く、81.4%である。

 

「建築・土木系」

内定取得先企業の業種を見ると「建設業」が80.6%と他学科系統と比べても高くなっている。進路確定時期はピークが4月(28.0%)であり、5月にピークを迎える大学生全体と比べても若干早い。各活動実施率を見ると他学科系統と比べ「対面での面接を受けた」(88.2%)の割合が高い。しかし活動量を見ると、「インターンシップ参加」や「エントリーシートなどの書類提出」、「Web上での面接を受けた」などの平均社数が大学生全体と比べて少なく、接点を持っている企業の数が少ないことがうかがえる。

 

 

【調査概要】

調査目的

大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する

調査方法

インターネット調査

集計方法

大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている

 

調査対象

2022年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2022』(※)にて
調査モニターを募集し、モニターに登録した学生8,736人
(内訳:大学生7,261人/大学院生1,475人)

※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2022/

調査期間

2021年6月12日~6月17日

集計対象

大学生 1,727人/大学院生 557人