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2024.06.06

就職プロセス調査(2025年卒)「2024年6月1日時点 内定状況」

就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
 

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掲載データ

就職内定率/就職内定率の推移(2013年卒~2025年卒)/内定取得先企業の業種・従業員規模/1~5月中の各活動実施量・実施率と、6月中の各活動予定/進路確定率/就職内定辞退率/就職確定先企業の業種・従業員規模/内定取得企業数・内定保有企業数・内定辞退企業数/就職活動実施率(全体・内定未取得者・内定取得者)/「就職活動」に対する考えや感想
(参考)大学院生の就職内定率・就職活動実施率

【2024年6月1日時点の就職活動状況】

学生からは、就職活動の早期化や長期化に対して、さまざまな声があがる

6月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、82.4%(+2.8ポイント)※2と、6月選考解禁となった2017年卒以降最も高くなりました。内定率を地域別で見ると、最も高いのは「近畿」で85.9%(+5.8ポイント)ですが、「関東」で84.2%(+1.4ポイント)、「中部」で82.0%(-0.3ポイント)、「その他地域」で76.1%(+6.4ポイント)と、全体的に高い数値となっています。
 
進路確定率は66.2%(+7.6ポイント)で前回の5月15日時点から11.7ポイント増加、内定辞退率は56.4%(+3.3ポイント)で前回から8.1ポイント増加しています。このことから、学生は前年に比べてより早い時期に、就職先等の進路を確定している様子がうかがえます。
 
現時点での「就職活動」に対する考えや感想のコメントの中には、「早期選考が主流になりすぎて学業に支障が出る」「最初、早期化していることは嬉しいと考えていましたが、実際は思っていたより長期戦で大変でした」という声がある一方で、「早期で終わらせることができ余裕を持てて良かった」「早く終わらせて良かった。長続きして就活していたら卒業研究に響いていた」といった声もありました。
 
学生の価値観や考え方が多様化している中で、現行の政府が定める就職活動スケジュールも含め、これからの就職活動の在り方について、改めて議論していくべきではないでしょうか。
 
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差

 

 

【調査概要】

調査目的 大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する
調査方法 インターネット調査
集計方法 大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている
調査対象 2025年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2025』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3,940人
(内訳:大学生3,079人/大学院生861人)
調査期間 2024年6月1日~6月3日
集計対象 大学生 811人/大学院生 324人
※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2025/

 

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