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2023.03.27

就職プロセス調査(2023年卒)「2023年3月度(卒業時点)内定状況」

就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
 

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掲載データ

就職内定率/進路確定率/就職内定辞退率/内定取得企業数・内定保有企業数・内定辞退企業数/就職確定先企業の業種・従業員規模/初めて内定を取得した時期と就職確定先から内定を取得した時期/就職確定先の各プロセスにおける参加形態/就職確定先は就職活動開始前から知っていた企業だったか/就職確定先への活動開始当初の志望状況(活動開始前認知別)/就職確定先をどのように見つけたか(活動開始前認知別)/就職確定先に関する情報を得たもの/就職確定先への入社意欲が高まった情報が得られたもの/就職活動実施率(全体・内定未取得者・内定取得者)
(参考)大学院生の就職内定率・就職活動実施率

【2023年3月卒業時点の就職活動状況】

初めて内定を得た時期・就職確定先から内定を得た時期のピークは、
それぞれ前年に比べて早まる

3月卒業時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、96.8%(+0.4ポイント)※2で前年と同水準になりました。民間企業への就職確定者について、初めて内定取得をした時期を見ると、最も割合が高い時期は前年の「4月」から「3月」に早まりました。また、就職確定先から内定を取得した時期は、前年は「6月」が最も高かったのに対し、今年は「5月」「6月」が最も高くなり、ピーク時期がそれぞれ早まっていることが分かります。

 
就職確定先の各プロセスにおける参加形態を見ると、企業説明会(個社)や一次面接は、前年からオンライン・対面の割合にほとんど変化はなく、5割以上がオンラインで参加しています。一方、最終面接は対面での参加割合が前年の49.7%から59.7%に増加しており、プロセスによって傾向が異なります。就職確定先を見ると、64.6%の学生は就職活動開始前には知らなかった企業に入社を決めており、「就職情報会社による情報サイトや就職情報誌」「学外合同説明会・セミナー」で、企業を見つけた学生が多いようです。

 
入社意欲が高まった情報が得られた機会の上位は「個別企業の説明会・セミナー」「就職情報サイト」「対面での面接」「Web上での面接」「インターンシップ」「内定者懇親会」の順でした。今後、2024年卒学生の採用選考が進んでいきますが、学生の入社意欲を高める上で、選考の機会や内定後のフォローなど双方向の対話が生まれやすい機会を生かすことが重要であると考えます。

 
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差

 

 

【調査概要】

調査目的

大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する

調査方法

インターネット調査

集計方法

大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている

調査対象

2023年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2023』(※)にて
調査モニターを募集し、モニターに登録した学生7,625人
(内訳:大学生6,253人/大学院生1,372人)

※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2023/

調査期間

2023年3月15日~3月17日

集計対象

大学生 902人/大学院生 264人

 

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