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2019.12.11

就職プロセス調査(2020年卒)【確報版】「2019年12月1日時点 内定状況」

 

就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

【2019年12月1日時点の就職活動状況】

就職確定先業種に5年間で変化、情報・サービス業の割合が8.5ポイント上昇

 
 12月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は95.4%(±0.0ポイント)※1 、就職活動実施率は4.3%(-0.2ポイント) 、就職内定辞退率は65.2%(-1.1ポイント)で、いずれも前年と比べ変化はありませんでした。 2020年卒の就職内定率は、8月1日時点までは前年よりも高く推移していたものの、9月1日以降は前年同様の動きで推移している様子がみられます。
 

 今回、就職確定先の業種※2について5年間で比較しました。特に変化が大きかったのは「情報・サービス業」で、2016年卒と比べて8.5ポイント上昇。一方、「金融業」は4.3ポイント低下し、さらに男女別にみると女性が9.5ポイント低下(18.4%から8.9%)という傾向がみられました。新卒市場において、就職確定先の傾向が時代とともに変化していることが見受けられます。さらに大卒求人倍率が極めて高い「流通業」(大卒求人倍率:11.04倍)・「建設業」(大卒求人倍率:6.21倍)※3 は本調査でも、就職確定先業種となる割合が少なく採用難易度が高い状況がうかがえます。
 

※1 ( )内数値は前年同月差
※2 大学生・就職志望者・民間企業への就職確定者(大学院生除く)
※3 リクルートワークス研究所『大卒求人倍率調査(2020年卒)』より

 

 

【調査概要】

調査目的

大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する

調査方法

インターネット調査

集計方法

大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体をもとに、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている

調査対象

2020年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2020』(※)にて
調査モニターを募集し、モニターに登録した学生6,371人(内訳:大学生5,247人/大学院生1,124人)

※リクナビ:株式会社リクルートキャリアが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2020/

調査期間

2019年12月1日~12月4日

集計対象

大学生 1,091人/大学院生 375人

 

> 資料はこちら [PDF DL 596KB]

 

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