就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
【2019年8月1日時点の就職活動状況】
引き続き、関東を除くエリアと女性の内定取得が前年同月より伸びる
8月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は91.2%(+3.2ポイント)※ 。特に関東を除くエリア、女性が前年同月から伸びています。また、大学生の進路確定率は80.8%(+2.3ポイント)で、前年同月と比べ上昇しています。内定辞退率については例年と同様に推移しています。内定取得者の内定辞退社数は、ここ3年で少しずつ増加しています。
7月に実施した調査では、選考中からのコミュニケーションが学生の志望度を高めるということがわかっています。より納得して就職先を確定するためには、学生と企業が丁寧に相互理解をしていくことが必要だといえそうです。
※( )内数値は前年同月差
【調査概要】
調査目的
大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する
調査方法
インターネット調査
集計方法
大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体をもとに、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている
調査対象
2020年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2020』(※)にて
調査モニターを募集し、モニターに登録した学生6,384人(内訳:大学生5,259人/大学院生1,125人)
※:株式会社リクルートキャリアが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2020/
調査期間
2019年8月1日~8月2日
集計対象
大学生 892人/大学院生 339人