リクルート就職活動モニターの大学生・大学院生を対象に調査を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
【サマリー】
【就職活動中の大学生の活動状況(2月中)】
● 各活動の実施率は、「面接など対面での選考を受けた」「適性検査や筆記試験を受けた」が
高かった。前年同月と比較し増加幅が大きい活動は、「面接など対面での選考を受けた」
「適性検査や筆記試験を受けた」であった。(→詳細は3ページ)
【就職活動中の大学生の志向(卒業時点)】
● 志望業種(複数回答)は、「まだ志望する業種が決まっていない」が最も高かった。
前年同月よりも、増減幅が大きいものを見ると、増加は「医療・福祉」「専門店」、
減少は「官公庁」「電機・電子・OA関連・精密機器」「鉄鋼・非鉄金属・金属」
「半導体・電子・電気部品」「その他の電気機械器具製造業」「自動車・鉄道・航空機等
製造・同部品製造」「その他の製造業」「電力・ガス・水道・エネルギー」「その他」
であった。(詳細は8ページ)
● 志望職種(複数回答)は、「事務・スタッフ関連職」が最も高かった。
前年同月よりも、増減幅が大きいものを見ると、増加は「生産・品質管理・設計関連職」、
減少は「営業関連職」であった。(→詳細は10ページ)
● 志望する企業規模(複数回答)は、
「まだ志望する企業規模が決まっていない」が最も高かった。
前年同月よりも、増減幅が最も大きいものを見ると、
増加は「まだ志望する企業規模が決まっていない」で、
減少は「1000人~4999人」であった。(→詳細は11ページ)
● 希望する勤務地(複数回答)は、「大阪府」が最も高かった。
前年同月と比較すると、増減幅が大きいのは、増加は「大阪府」「京都府」「愛媛県」
「まだ希望する勤務地が決まっていない」で、
減少は「東京都」「神奈川県」「愛知県」であった。(→詳細は12ページ)
● 志望企業等を選ぶときに重視した条件(複数回答)は、「勤務地」「職種」が高かった。
前年同月と比較すると、増減幅があまり変わらないのは、「安定性」
「大学・大学院の専攻分野との関連」であった。(→詳細は14ページ)
● 就職先を選んだときに重視した条件(就職先確定者/複数回答)は、
「職種」「業種」「勤務地」が高かった。
前年同月と比較すると、多少の増減は見られるものの、比較的増減が見られたのは、
増加は「安定性」、減少は「大学・大学院の専攻分野との関連」であった。
(→詳細は15ページ)
【調査概要】
調査目的
大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する。
調査方法
インターネット調査
調査対象
リクナビ2015(※3)会員の大学生および大学院生から、2013年11月4日~11月12日、
2014年1月21日~1月27日に調査モニターを募集し、モニターに登録した2015年卒業予定の
男女7,312人(うち、大学生5,961人/大学院生1,351人)
調査期間
2015年3月16日~2015年3月25日
集計対象
大学生 1,272人/大学院生515人
集計方法
大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体について、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「平成25年度学校基本調査」の数値を
参照し、ウェイトバック集計を行っている
※3:リクナビ:株式会社リクルートキャリアが運営している、
就職活動を支援するサイトhttp://job.rikunabi.com/2015