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2012.07.03

『就職内定状況調査(2013年卒)』2012年 4月度

2013年卒業予定のリクルート就職活動モニターの大学生・大学院生の就職活動を対象に、調査を実施いたしました。2012年5月8日に調査結果の一部を抜粋して、「『大学生の就職内定状況調査(2013年卒)』2012年4月度」としてプレスリリースしました。プレスリリース資料を掲載してご報告申し上げます。

 

【調査概要】

調査項目

各月1日時点の就職志望率、就職活動実施率、就職内定率、内定後就職活動率、内定辞退率、内定取得社数、進路確定率、就職先についての志望、就職活動のプロセス毎の実施率・量など

調査時期

2012年4月10日~2012年4月16日

調査対象者

リクナビ会員の大学生および大学院生から募集した調査モニターの、2013年卒業予定の男女5,510人(大学生4,649人 大学院生[理系]763人)

集計対象

大学生1, 945人(回収率 41.9%)/大学院生[理系]:397人(回収率 52.0%)

 

【調査結果の要旨】

1)卒業後の進路 就職志望率(4月1日時点)

回答者のうち、大学生全体の就職志望率(4月1日時点)は94.2%であった。
回答者のうち、理系大学院生の就職志望率(4月1日時点)は97.7%であった。

2)就職活動の実施状況 就職活動実施率(4月1日時点)

4月1日時点での就職志望者のうち、大学生の就職活動実施率(4月1日時点)は95.9%で、3月1日時点に比べ、2.7ポイント低かった。
理系大学院生の就職活動実施率(4月1日時点)は95.6%で、3月1日時点に比べ、3.2ポイント低かった。
4月1日時点で「就職活動をしていたが、終了した」と答えた大学生は、就職志望者の2.8%で、3月1日時点に比べ、2.2ポイント高かった。

3)内定(内々定)の状況 就職内定率(4月1日時点)

4月1日時点での就職志望者のうち、大学生全体の就職内定率(4月1日時点)は13.6%で、3月1日時点に比べ、10.7ポイント上がった。

・文理別の就職内定率は文系12.4%、理系16.0%
・男女別の就職内定率は男性13.7%、女性13.4%
・地域別(※2)の就職内定率は関東15.5%、中部10.5%、近畿11.8%、その他地域・計13.7%

理系大学院生の就職内定率(4月1日時点)は16.5%で、3月1日時点に比べ、10.7ポイント上がった。

4)内定(内々定)の状況 内定後就職活動率(4月1日時点)

4月1日時点での大学生全体の就職志望者の内定後就職活動実施率(4月1日時点)は全体の80.6%で、3月1日時点に比べ、3.9ポイント下がった。
理系大学院生の就職志望者の内定後就職活動実施率(4月1日時点)は81.3%で、3月1日時点に比べ、8.0ポイント下がった。

5)内定(内々定)の状況 内定辞退率と内定取得社数(4月1日時点)

内定(内々定)を取得した大学生の4月1日時点での内定(内々定)辞退率(4月1日時点)は21.5%で、3月1日時点に比べ、11.8ポイント上がった。
内定(内々定)を取得した理系大学院生の4月1日までの内定(内々定)辞退率(4月1日時点)は26.6%であり、3月1日時点に比べ、8.7ポイント上がった。
4月1日時点までの内定(内々定)取得社数の平均は、大学生全体では1.65社、理系大学院生は1.52社であった。
大学生の内定(内々定)取得社数の内訳をみると、4月1日時点では、2社以上が34.6%で、3月1日時点に比べ、21.7ポイント上がった。

6)卒業後の進路 進路確定率(4月1日時点)

回答者のうち、大学生全体の進路確定率(4月1日時点)は、2.9%であった。
就職先が確定した学生は、大学生全体の2.7%で、民間企業が2.5%であった。
回答者のうち、理系大学院生の進路確定率(4月1日時点)は4.3%であった。
就職先が確定した学生は、理系大学院生全体の3.5%で、そのすべてが民間企業であった。

 

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