就職活動と入社後の就業に関する状況を明らかにするため、社会人を対象に調査を実施いたしました。このたび、調査結果の「若手社会人の入社1年目の状況 概況編」をもとに分析を行いましたので、ご報告申し上げます。
【分析編 概要】
《分析の前提》
「分析編」では、新入社員として入社後、1年目において、「職場・仕事の満足度が高く、活躍している」状態が望ましいとの考えのもと、入社1年目の「職場・仕事に対する満足感」と「同期と比較したときの仕事上での活躍実感」を掛け合わせて、区分できる群ごとの分析を行った。
この「職場・仕事に対する満足感」と「同期と比較したときの仕事上での活躍実感」の掛け合わせについては、9パターン(下図参照)が存在するが、その中で「分析編」では、特徴が顕著になりうる満足度については、「満足していた」「満足していなかった」を、活躍実感については「活躍していた」「活躍していなかった」の組み合わせで区分される、4パターン(下図A~D)を抽出し分析を行った。
《資料の内容》
調査概要(2P)
はじめに:「分析編」説明(3P)
分析編 要約 (4P)
1) 入社時の配属先に関することについて(5P)
2) 入社時において、その企業で働こうと思っていた年数について (6P)
3-1)入社1年目時のメンター・教育担当者の有無、目標となった人について(7P)
3-2)入社1年目時の周囲からの評価実感について(8P)
4-1)入社前後でのギャップ(プラス・マイナスの両面)について(9P)
4-2)入社前後でのギャップがあったうち、マイナスに働いた項目について(10P)
5)入社1年目時の「うれしかった」、
「成長を感じられた」などを感じた経験について(11P)
6)入社1年目時の職務や組織への適応を促進する行動やスタンスについて(12P)
7)入社前の活躍意向、現在の仕事で活躍することの重視意向について(13P)
【調査概要】
調査目的
若手社会人の、就職活動と入社後の就業やパフォーマンスとの関係性を明らかにする。
調査方法
インターネット調査 調査協力:株式会社インテージ
調査対象
インテージ社のモニターにスクリーニング調査を行い、首都圏(1都3県)、東海(4県)、
関西(2府4県)在住、大学・大学院(修士課程)卒で、2008年~2013年に正社員として入社
し、現在も正社員として働いている22~35歳の男女8,708名を対象にした。
調査期間
2014年2月28日~2014年3月10日
集計対象
3,098人(回収率35.6%)