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2020.03.30

就職プロセス調査(2020年卒)【確報版】「2020年3月卒業時点 内定状況」

 

就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

リリース資料(PDF)にはグラフなども掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

【2020年3月卒業時点の就職活動状況】

学生にとって「入社後に成長できるか」の重要性が高まっている

 
3月卒業時点の大学生(大学院生除く)の進路確定率は96.7%(+1.2ポイント)※1 で過去最高数値※2 、就職内定率は95.4%(-0.5ポイント)で、19年卒学生と同水準となりました。20年卒学生は例年通り就職活動を終え進路を確定させたと言えます。

 
20年卒学生の就職先を確定する際に決め手になった項目を見ると「自らの成長が期待できる」 (56.1%)が最も高い結果となりました。19年卒学生に聴取した結果と比べ、9ポイント高くなっています。この結果から、学生が就職確定先に対して抱いている「成長期待」がより高くなっている様子がうかがえます。

 
企業は学生に対して、入社後のキャリアパスや身につく力など、どのような成長ができるのかを、具体的に提示していくことが重要となります。

 
※1 ( )内数値は前年同月差
※2 2013年卒~2020年卒学生を対象とした就職プロセス調査より

 

 

【調査概要】

調査目的

大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する

調査方法

インターネット調査

集計方法

大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体をもとに、
実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、
ウェイトバック集計を行っている

調査対象

2020年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2020』(※)にて
調査モニターを募集し、モニターに登録した学生6,369人(内訳:大学生5,246人/大学院生1,123人)

※リクナビ:株式会社リクルートキャリアが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2021/

調査期間

2020年3月15日~3月19日

集計対象

大学生 1,118人/大学院生 359人

 

> 資料はこちら [PDF DL 585KB]

 

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